I beg you.

朽ちてゆく光は貴方に届くはずだから

「好きだ」とか無責任に言えたらいいな そう願っても虚しいのさ

あの人は季節や天気や匂い、そういう「感じる」ものに敏感だ。本当は敏感とかでは無いのかもしれない。至って普通なのかもしれない。

わたしはそういうものに疎い。目に見えるものしか分からない、でも彼がそういうものに敏感なことに気付いてから周りをよく見るようになった。こんなにも乏しかった人生が彼と出会っていろいろなことに気付いた。

 

今日はすごく暑かった、雨の匂いがした、金木犀の匂いは特別、いまもたくさん外を見てあの人の聴いていた曲を聴いている。家に帰ってあの人の観ていた映画を観る。それだけがわたしの支え

 

でも生きる世界が違いすぎるせいで何をしても彼と同じことを思えない。彼と同じにはなれない。

 

あまりに憧れが強すぎる世界には足を踏み入れられないってこういうことなんだな、と思った。浮ついたことも考えていない、本当に感謝している。少しでもお返しが出来たらと思っている。

身の程もわきまえているつもり、そこまで図々しくはない。自分の質、立場、ここに至るまでの経緯。これを踏まえてこうしているだけでわたしは幸せなのだと思う。これ以上の幸せはないと思う。

 

 

 

 

 

あなたを幸せにする力が欲しかった、

あなたの力になりたかった、

あなたの勇気になりたかった、

あなたの何かの理由になりたかった、

あなたの感情を動かしてみたかった、

あなたの記憶に残りたかった、

あなたの頭の片隅にいたかった、

あなたを死ぬほど喜ばせてみたかった、

あなたとたわいもない話をしたかった、

あなたといつかの約束をしたかった、

あなたと未来をみたかった、

あなたのいちばんのファンになりたかった、

 

 

 

その場限りの軽薄な嘘でいいから特別になってみたかった。

 

嘘でいいから、と願っていても彼はそういったことをしない。知らないけど。これもわたしの妄想。

わたしは彼のことを何も知らない、本当のことも。彼のことを純粋に信じられる程わたしは単純なものではない。男はみんな自分の都合ばかりを考えて自分の都合のいいように女を使って自分の都合のいいように嘘をつく。彼もそうなんだろうか。

彼の感情が剥き出しになる場面なんてわたしは一生何をしたって見れない。

 

 

たくさんのことを考えた2ヶ月だった。たくさんのものを犠牲にして無駄ばかりだった。今更後悔しても遅い、もう元には戻らない

何の為に頑張ってきたんだろう、これは自分のエゴなことは分かっている。わたしはお金しか出せない。それしかない。彼に好かれる容姿も彼に好かれるような対話力も何も無い。ここまで来ると本当に惨め。

好かれる理由がないのに如何してなんだろう。

 

胸を張って好きだと言えない自分が嫌になる。いろんな感情が混ざって何も言えない。だいたい執着執着言うけど執着なら期限は近いはずだしもうこの気持ちは終わるはずなのにいつになったらこの気持ちは終わるんだ。

 

 

難しいことは考えるのをやめよう。わたしはただお金を作ればいい。お金ならいくら無駄にしても何も後悔しない。気が済むまで彼のことを追いかけよう。

 

 

この気持ちがなんなのかわかる人は仏様か何かかな。

呪いが解けた人なのかな。

 

 

 

 

 

初主演まであと1週間きりました。