I beg you.

朽ちてゆく光は貴方に届くはずだから

2秒前までの自殺志願者を君は永久幸福論者に変えてくれた

人生でいちばん辛くていちばん幸せだった3ヶ月間が終わって時間が空いたので振り返ってみます。

 


彼のことをはじめて知って、彼のことをはじめて観て、彼のことを好きになった、たくさんの思い入れがこの舞台にあってこの舞台が決まった時死んでも頑張らなきゃいけないって思った。
刀ミュの和泉守兼定は彼にとっても私にとっても特別なもので、他の人には負けたくないっていう気持ちが本当に強かった。たくさんのものを犠牲にした。親も友達も時間もお金も。でもそんな姿を周りにも推しにも見せたくなかった。メンタルなんてもうとうの昔に崩壊していたし、でもそんなことしてる場合じゃないから1人で訳分からないまま働いた。その間も推しは本気で板の上に立ち続けてる、そう考えたらもっともっと頑張らなきゃいけないと思った。もっと早く始めていればもっとお金は増やせた、とかもっと借金増やせば、とかたくさん思うことはあったけど今更そんなことを思ったってどうにかなるものでもないからただ我武者羅に働いて1人で通い続けた。
彼が板の上に立ち続けている限り。

無性に腹が立った時もあった。私は彼に全時間と全財産を注ぎ込んで本気で応援しているのに、どうして?って泣き喚いた。ファンサの事じゃないよ。知りたくなかったことまで思いかけず知ってしまってただの私が1人で馬鹿みたいに舞い上がっていただけなんだって思ったこともあった。頭が狂いそうだった。1人で泣いてわめいて虚無感でいっぱいになった。すごく苦しかった、死にたかった、もう辞めてしまいたかった、これは私自身の問題だけど彼のことが憎くて殺したいほど腹が立って、恨んだけどやっぱり好きが上回って結局どうでもよくなって。板の上の彼を見たら私の世界には彼しかいないし彼が唯一だから。


大楽が早く来て欲しい気持ちもあったけどまだ終わって欲しくないって気持ちもあった。本当に半分ずつあった。
大楽の一幕は刀剣乱舞のイントロでもうこれを観るのが最後だと思うと涙が止まらなくてしっかりと目に焼き付けなきゃいけないって思ったけど涙が止まらなかった。どのシーンも泣いていた。土方さんが死ぬシーンもこのためだけにゼロズレのチケットを買った。やっぱり土方歳三は死んでしまうしわかっている事だけど笑って死んでいった土方さんと顔を上げて最期を見送った兼さんを観たら心がすこしがすっきりした。

 

カテコで初めてあんなに自然と起きたスタオベを観た。彼があんな顔をしているのも初めてみた。本当に涙が止まらなくてこの世界で1人だと思った。会場を見渡したらあんなに大きなTDCの観客席みんなが立ち上がって泣いていた。そんな世界の真ん中に立つ推しが本当に素敵で神様にみえた。
どんどん大きくなっていく推しが大好きだと思った。

やっぱり彼がいると世界がきらきらする。彼が舞台に立って、照明を浴びて輝いてるのを一番前でみるのがだいすき。
彼が何をしても好きが溢れるし、どこまでもファンでどこまでもガチ恋だなと思った。リアコじゃない、ガチ恋

 

終演後、友達の席まで行って泣いた。わんわん泣いた?っていうかもう過呼吸レベルに泣いた。嬉しさと愛しさといろんな感情がごちゃごちゃになって何から話したらいいかわからなくて泣くことしか出来なくてボキャ貧クソ〜〜〜〜って思った。

3人へ、助けてくれてありがとう。みんなにお疲れ様って頑張ったねって言われてああ、終わったんだって思った。他の人に何言われてもお前の頑張りはあたしらが分かってるよって言ってくれて泣いた。でもね、足りなかったよ。まだまだだったよ。もっともっと頑張らなきゃいけなかったよ。

 

 

もうあのときの自分を知ってる人なんて2人しかいないけど戻ってこれてよかったねって言われてふと思い出し泣きしそうになる。

髪も肌もボロボロ、ネイルも伸びきってところどころ折れてたし、隈だらけでそれでも依存していたから毎日30分睡眠で働いて体壊してボロボロになっても私の代わりが出来ることが嫌でもういいって言われることが嫌で頑張ってた。

そこまでしてもやっぱりいらないものはいらないわけで、私のことを唯一分かってくれて認めてくれて生きててもいいって言ってくれて私がいないと駄目なんだって思ってたのにそんなこと私の勘違いで私のことなんてどうでも良くて都合よく使われていただけなんだって思ったらもう何も信じられるものもなくて友達にも捨てられそう、助けてくれる人もいない、本当にひとりぼっちになったとおもったし、もう死んでしまおうとおもったよ。

でも彼は変わらず板の上できらきらしてて、夢のために一生懸命だった。私の中で唯一変わらないもので、戻っておいでって言われてもうわたしにはこの人しかいないことに気がついた。

新しい依存先を見つけただけなんだけどね。

だから私にとって彼は死ぬ寸前の生き地獄状態だった私を助けてくれたヒーローなんだよ。神様なんだよ。

 

だから私は彼のことが大好き。大好きなことはあたりまえなんだけど、彼のために生きようと思った。彼が夢のために頑張るなら私は彼の「こうなりたい」「こうしたい」って気持ちは何がなんでも汲み取って叶えるお手伝いをしたいし、立場的に不利だったり居心地の悪い思いはさせたくない。文句を言うのにも立場は必要だと思うから今の私は文句を言う資格すらないので、まあ一生そんな資格ないです。

 

 

これからも私が好きな彼のままで変わらずいてほしいな。

そのためならなんだってするからね。

だから、せめて好きでいることを許して欲しい。好きでいることが許されるよう頑張るから。

 

 

 

 

 

 

 

だから一生、私のヒーローでいてね。